はじめに
投資や資産形成というと、どうしても「NISA」「iDeCo」「株式」「ETF」といった金融商品の話が中心になります。
しかし、私自身がここ数年で強く感じたのは、資産形成の本当の土台は生活習慣 だということです。
- 通勤ストレスをなくすために「会社の近くに住む」選択をしたこと
- 筋トレとダイエットのために「自炊習慣」を徹底したこと
- 健康を第一に考え、日常生活を「整える」ことを優先したこと
この3つの習慣が、結果的に投資資金の確保や長期投資の継続につながり、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指すうえで大きな基盤になっています。
本記事では、私自身の体験を振り返りながら、「生活習慣が資産形成をどう加速させるのか」を具体的に整理してみたいと思います。
通勤ストレスをゼロにした決断
過去の通勤生活
以前の私は、片道1時間以上の通勤を続けていました。
満員電車に揺られ、往復で2時間以上を失っていたのです。
しかも仕事で疲れた帰り道、つい外食に立ち寄ってしまうことも多く、
「ストレス発散=浪費」という悪循環に陥っていました。
時間・お金・体力、すべてを無駄にしていたと今では思います。
会社の近くに住むという選択
転職を機に、思い切って「会社から徒歩10分圏内」に住むことを決めました。
この選択が人生を大きく変えました。
- 通勤時間ゼロ化 → 毎日2時間を取り戻した
- 無駄な外食減少 → 帰宅途中の出費がほぼ消えた
- 体力的余裕 → 筋トレや読書にエネルギーを回せる
私は浮いた時間を投資の勉強やブログ執筆に使い、浮いたお金をそのままNISAの積立資金に回しています。
👉 関連記事:老後2000万円問題はもう古い?インフレ時代の現実と私の考え
通勤時間の削減は「目に見える節約」よりもインパクトが大きく、FIREを目指す人にとって一番の効率化だと思います。
自炊習慣と家計管理
外食依存から自炊へ
筋トレを始めてから、栄養バランスやカロリー管理を意識するようになりました。
これをきっかけに、自炊を徹底するようになったのです。
- 朝:オートミール+卵+納豆
- 昼:鶏胸肉+野菜+玄米
- 夜:魚や豆腐を中心にした低脂質メニュー
結果的に 食費は月2〜3万円節約。
その分をインデックス投資に回すことができました。
投資との共通点
私は「自炊」と「投資」は本質的に同じだと考えています。
- 外食=短期投資(楽だが割高、再現性がない)
- 自炊=インデックス投資(地味だが安定、長期で成果が出る)
👉 関連記事:インデックス投資は最強の資産形成術?初心者にもおすすめの理由
自炊を通じて「地味でも継続すれば成果が出る」という考え方が定着し、投資習慣の継続にもつながりました。
筋トレが投資の忍耐力を養う
筋トレは投資と驚くほど似ています。
どちらも「すぐに結果が出ない」ことが最大の特徴だからです。
私はベンチプレス100kgを目標にしていますが、実際には数か月単位で少しずつしか伸びません。
投資も同じで、インデックス投資の成果は数十年かけてじわじわと積み上がるものです。
筋トレを通じて「小さな成長を積み重ねる大切さ」を学び、それがそのまま投資スタイルに生きています。
- 短期的な成果に一喜一憂しない
- 続けること自体が成果につながる
- 習慣化こそが最大の武器
これは私のFIRE戦略の核心でもあります。
お金を増やすことを「楽しむ」感覚
以前は「投資=不安」「お金を増やさなければ」という義務感で取り組んでいました。
しかし、生活習慣を整えてからは「お金を増やすことそのものが楽しい」と思えるようになりました。
- 自炊で浮いたお金をそのままNISAに回す
- ジム帰りに資産アプリで積立状況を確認する
- 通勤ゼロでできた時間を投資の勉強やブログ執筆に使う
生活と投資が自然につながり、「生活習慣=資産形成習慣」になっている感覚があります。
👉 関連記事:2026年NISA改正案を徹底解説
FIREと生活習慣の関係
私が目指すのは「働きたいときに働く」というFIREの形です。
そのために必要なのは大金よりも、生活の自由度を高める習慣 だと考えています。
- 通勤ストレスをなくす
- 自炊で健康と節約を両立
- 筋トレで忍耐力と習慣化を身につける
これらはすべて「お金を増やす」以前に、私の人生を快適にしてくれました。
だからこそ投資にも前向きに取り組めるのだと思います。
まとめ
生活習慣と投資は切り離せません。
私がここ数年で学んだことは、次の3点に集約されます。
- 通勤ゼロ化で時間とお金を取り戻す
- 自炊で節約と健康を同時に実現する
- 筋トレで投資の忍耐力を養う
FIREや資産形成を目指すなら、まずは「生活の土台」を整えることから始めるべきです。
投資商品を選ぶ前に、日々の習慣を見直すこと。
それが私の実体験から導き出した答えです。
コメント