はじめに:積立を“自動化”して投資を日常に
投資を始めたばかりの頃、私は「時間を味方につけること」が最も大切だと気づきました。
相場を読むことは誰にもできません。
だからこそ、“仕組みを作って放置できる”投資スタイルが自分には合っていると思っています。
その仕組みの中心にあるのが、SBI証券×三井住友カード(ゴールド)によるクレカ積立です。
現在、私はこの方法で**毎月10万円をオルカンとNASDAQ100(50:50)**の比率で自動積立しています。
一度設定すれば、あとは放っておくだけ。
それでもポイントは毎月貯まり、資産はコツコツと増え続けていきます。
なぜSBI証券と三井住友カードゴールドなのか
年会費無料で高還元を実現
SBI証券を選んだ最大の理由は、還元率とコストのバランスです。
三井住友カードゴールドを使えば、投資信託のクレカ積立で1.0%のVポイント還元が得られます。
しかも、年間100万円以上カード利用すれば年会費が永年無料。
私は日常の支払いをすべてこのカードにまとめており、
「電気・ガス・通信・食費・日用品」などの固定費を集約することで自然と条件を達成しています。
結果的に、実質コストゼロで毎月1,000ポイント(年間12,000ポイント)が還元される仕組みができています。
投資信託の積立にポイントが自動で貯まる
この積立を始めてから、投資の印象が大きく変わりました。
「お金を使うと減る」ではなく、「積立をするとポイントが増える」。
つまり、投資が“お得な支出”に変わった感覚です。
還元されたVポイントはそのまま投資信託に再投資することができるため、
「ポイントが資産に変わる」循環が自動的に生まれます。
これはまさに、放置しても増える“ほったらかし投資”の究極形だと感じています。
毎月10万円積立の内訳と考え方
投資対象:オルカンとNASDAQ100の50:50
私が積み立てているのは、
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
の2本です。
世界全体の成長を取り込みつつ、アメリカのテクノロジー分野にもリスクを取る構成です。
このバランスが、私の投資スタンスにちょうど合っていると感じています。
10万円という金額の理由
以前は積立NISAの範囲内で毎月33,333円を続けていましたが、
新NISAになり収入の安定と同時に投資比率を高めたいと考え、最近10万円へ引き上げました。
この金額は、私にとって「無理なく続けられる限界ライン」です。
投資は金額の多さよりも「継続のしやすさ」が重要。
毎月積み上がる金額を見て「続けてきてよかった」と感じる瞬間が、何よりのモチベーションになっています。
投資を続けるコツは「感情を介入させない仕組み」
クレカ積立で“手を動かさない”
投資を長く続けていくと、相場が上がる月もあれば下がる月もあります。
そのたびに「今買うべきか」「待つべきか」を考えてしまうと、結局動けなくなる。
クレカ積立の良さは、判断を毎月自動化できることにあります。
私の場合、積立日は毎月1日。
カードの引き落としと同時に投資信託が買われていくので、
相場の上下に一喜一憂することなく、淡々と続けられています。
暴落時は追加投資を検討するだけ
普段は「何も考えずに積立」。
ただし、大きな暴落が起きたときだけ一時的に追加投資するルールを決めています。
それ以外ではチャートもほとんど見ません。
このスタンスを取るようになってから、
「投資に時間を取られない=人生が軽くなる」感覚を得られました。
ポイント還元の実際の効果
年間12,000ポイント=1.2%の上乗せリターン
毎月10万円の積立で、年間1,000円×12か月=12,000ポイント。
これを再投資に回せば、単純計算で1.2%のリターン上乗せに相当します。
さらに複利効果を考慮すれば、10年後・20年後には無視できない金額になります。
投資をする上で、1%の差は“誤差”ではなく“未来のリターンの差”になる。
ポイントも立派な資産。放置せず活かすのが大切です。
実際にやってみて分かったメリットと注意点
メリット
- クレカ積立で完全自動化できる
- 還元ポイントが再投資で“複利化”する
- 年会費無料で1.0%還元が維持できる(年間100万円利用条件)
- 相場を見ないで投資が続けられる
注意点
- 年間利用100万円未満だとゴールド年会費が発生する
- Vポイントは日常使いしづらい(基本は投資専用と割り切る)
- NASDAQ100などは値動きが大きく、短期では評価額が上下する
これらを理解した上で、“長期で続ける前提”での仕組み化が成功の鍵です。
続けることで見えてきたもの
クレカ積立を続けてきて感じるのは、**「続けることの強さ」**です。
相場を気にせず、自分が決めた設定を守り続ける。
たったそれだけのことが、後から大きな差になる。
投資は才能ではなく習慣。
SBI証券×三井住友カードの組み合わせは、その習慣を“仕組みで守る”ための最強のツールだと思います。
コメント