※本記事は2026年5月時点の情報をもとにしています。
はじめに
2024年春、私はS&P500連動の投資信託で5万円ほどの含み損を経験しました。怖くなって保有口数の3割を売却してしまい、その後相場は反発。20万円以上の機会損失を出した苦い経験です。
本記事は、その失敗を経て私が身につけた「暴落時に積立を止めない3つの考え方」を整理したものです。
本記事は、「暴落時に積立を続けるべきか売るべきか」迷う20代・30代の長期投資家の方向けに書いています。
- 暴落時に冷静さを保ちたい方
- 含み損で焦った経験のある方
- 長期投資のメンタル軸を持ちたい方
- 積立を機械的に続けるコツを知りたい方
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この記事の結論
- 暴落時こそ「機械的に続ける」が最強
- 過去の暴落データを思い出すと冷静になれる
- 「予想しない」と決めると感情に振り回されない
- 評価額のチェック頻度を減らすのも有効
暴落で焦った私の経験
結論から言うと、2024年春の含み損で売却した経験が今のメンタル軸を作りました。
2024年3〜4月、米国株が10%程度下落した時期に、私は保有していたS&P500投信の3割を売却しました。「下がり続けるかもしれない」という恐怖が勝ったのです。
その後相場は反発し、売却した3割分は20万円超の機会損失になりました。「あの時売らなければ」という後悔と同時に、「短期判断の難しさ」を体感しました。
この失敗を経て、「予想しない」「機械的に続ける」「下落時こそ何もしない」という3つの軸が定着。結果的に、その後の小さな下落局面では一切売却せず、淡々と積立を続けられています。
暴落時に積立を止めたくなる心理
結論から言うと、人は「下落」に対して上昇の2倍以上痛みを感じる生き物です。
プロスペクト理論
行動経済学では「損失回避バイアス」と呼ばれ、含み益10万円の喜びより、含み損10万円の痛みの方が強く感じる傾向が知られています。
SNS・ニュースで増幅される
- 「○○ショック」というキャッチーな見出し
- SNSで悲観論が拡散される
- YouTubeで「今すぐ売れ」系の動画が増える
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私が身につけた3つの考え方
結論から言うと、感情ではなく「ルール」で動くことに切り替えました。
考え方1:機械的に続ける
クレカ積立を最大額で固定して、判断する回数を減らしました。「今月はどうしよう」と毎月迷っていた時期と比べて、続けやすさが段違いです。
- 判断する回数:月1回 → 年1回程度
- その分の時間を勉強や副業に回せる
- 判断疲れによる売却を防げる
考え方2:過去の暴落を思い出す
リーマンショック、コロナショックなど、過去の暴落も10年単位で見れば回復しています。「今回も同じ」と考えるだけで、冷静さを取り戻せます。
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考え方3:「予想しない」と決める
「下がったら買い増す」「上がったら様子見」といった判断を全部やめました。市場予想は当たらない前提で、淡々と続けることが最強だと考えています。
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具体的に私がやっていること
習慣1:評価額チェックは月1回
毎日アプリを開いていた頃と比べて、月1回チェックに切り替えるだけでメンタルが安定しました。
習慣2:暴落系のニュースを見ない
X(旧Twitter)の投資クラスタもミュート。ニュースアプリの株価通知も全部オフ。情報遮断は副作用が小さい防御策です。
習慣3:年1回の棚卸しだけ実施
年末に15分だけ、配分や手数料を確認する時間を取っています。それ以外は触らないようにしています。
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私が積立を続けている口座
結論から言うと、新NISAで月10万円のクレカ積立を楽天証券公式サイトで機械的に続けています。楽天カード積立は一度設定すれば毎月自動で実行されるので、判断する余地が最小化されます。
暴落が来ても何もしないことが最大の防御策だと考えています。
過去の主要な暴落と回復期間
結論から言うと、過去の暴落は数年で回復してきました。
主要な暴落データ(参考値)
- リーマンショック(2008):S&P500最大-57%、回復約5年
- コロナショック(2020):最大-34%、回復約5か月
- 2022年金融引締:最大-25%、回復約2年
20年単位で見れば、いずれも一時的な下落でしかありません。
「機械的に続けた人」が勝った例
- リーマンショック時に積立を止めなかった人は、5年後には暴落前を上回るリターン
- 下落時こそ多くの口数を買えるため、回復時の利益が大きい
よくある質問
Q1. 暴落時に追加投資する余裕がない時は?
追加投資は無理せず、いつもの定額積立を継続するだけで十分です。「下落時に追加で買う」が理想ですが、続けることが最優先。
Q2. 含み損が大きくなって不安です
生活防衛資金が確保できていれば、含み損は「紙の上の損」に過ぎません。20年単位の長期視点を保ちましょう。
Q3. 暴落時にニュースを見るとどうなりますか?
恐怖心が増幅され、売却したくなります。私は暴落時こそアプリとSNSをミュートします。
Q4. ヘッジ系商品(債券・金)を増やすべき?
大きな配分変更は不要。私は金を5%程度持つ程度で、株式比率を下げる選択はしません。
過去30年で積立を続けた人のリターン
結論から言うと、暴落を経ても長期では大きなリターンになっています。
1995年から月10万円積立(S&P500想定)
- 30年間の積立元本:3,600万円
- 2025年時点の評価額:推定1.2億円超
- 運用益:推定8,000万円超
暴落も経験している
- ドットコムバブル崩壊(2000)
- リーマンショック(2008)
- コロナショック(2020)
- 2022年金融引締
これらすべてを経ても、機械的に積立を続けた人は1.2億円以上の資産を築けた計算です。「下落時も止めずに続ける」ことの強さが見えます。
暴落時の積立を続ける具体策
結論から言うと、自分との約束を仕組み化することが鍵です。
- クレカ積立を最大額で固定設定
- 「下落時は何もしない」と紙に書いて目に入る場所に貼る
- 暴落時こそアプリ・SNSをミュート
- 過去の暴落データをスマホに保存
意志力で乗り切るのではなく、仕組みで自動化する。これが暴落時に積立を続けるための現実的な方法です。
まとめ
- 暴落時こそ機械的に続けるのが最強
- 過去の暴落データを思い出すと冷静になれる
- 「予想しない」と決めると感情に振り回されない
- クレカ積立で判断する回数を減らすのが効果的
免責事項
本記事は、私個人の考えと経験に基づいて執筆したものです。投資判断は個人の責任で行っていただき、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。市場環境や制度は変更される可能性があるため、最新情報は証券会社や金融庁の公式サイトでご確認ください。

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