※本記事は2026年5月時点の情報をもとにしています。
はじめに
「20代で700万円?」と驚かれることがありますが、私はずっと順調に貯められていたわけではありません。1社目時代は貯蓄ゼロに近い時期もありました。
本記事では、2019年から5年で約700万円を築くまでに私がやってきた家計の組み立て方を、転職前後の変化も含めて率直に共有します。
本記事は、「20代で資産形成を本気で考えたい」「家計のどこを変えれば投資原資が捻出できるか知りたい」会社員の方向けに書いています。
- 20代で本格的に資産形成を始めたい方
- 家計のどこを削れば投資原資ができるか知りたい方
- 転職を含めたキャリアと家計の関係を考えたい方
- 5年で700万円積み立てるリアルな道筋を知りたい方
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この記事の結論
- 1社目の激務時代は貯蓄ゼロに近かった
- 2022年の転職で家計と投資が両立できる環境に
- 固定費の見直し・福利厚生の活用・先取り積立の3つが軸
- 5年で約700万円(積立500万+運用益200万)を達成
家計を組み立て直した経緯
結論から言うと、1社目の激務時代の貯蓄ゼロが転機でした。
1社目では月の残業100時間近く、給料は同年代より少し多めだったものの、ストレス発散の外食・タクシー帰宅・週末のリフレッシュ消費で全部消えていました。気付けば貯蓄ゼロに近い状態。
2022年の転職で在宅勤務になった瞬間、「時間ができた今がチャンス」と感じて家計を一から組み立て直しました。固定費・福利厚生・先取り積立の3つを軸に再設計し、結果的に5年で約700万円を築けています。
振り返ると、1社目時代の貯蓄ゼロを経験したことが、家計改善の必要性を体に染み込ませてくれたと思います。あの時期がなければ、今の習慣はなかったはず。
1社目時代:貯蓄ゼロに近い日々
結論から言うと、1社目では家計どころか時間管理すらままならない状態でした。
当時の状況
- 月の残業時間:80〜100時間
- 終電帰りが週3〜4日
- 休日出勤も月2〜3回
- 体調を崩すこともあった
給料は同年代の中では悪くなかったのですが、激務で生活が荒れ、自炊する余裕がなくコンビニ・外食ばかり。家計簿どころではない日々でした。
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当時の投資
つみたてNISAで月3万円、ボーナスで少し追加する程度。目的も曖昧で「老後に備えて何となく」という消極的なスタートでした。

2022年の転職で家計が動き始めた
結論から言うと、2022年に転職して在宅勤務・出張ゼロの環境を手に入れたことが転換点でした。
転職後に変わったこと
- 残業がほぼゼロに
- 通勤がなくなり、可処分時間が大幅に増えた
- 外食回数が激減し、自炊で食費を削減できた
- 家計簿を継続できる時間と気力が戻った
給与は1社目より下がりましたが、福利厚生(社宅・企業型DC・食事補助)が手厚かったため、可処分所得はほぼ維持できました。
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家計の3本柱
転職後、家計を3つの柱で組み立てました。
- 固定費の見直し(家賃・通信・サブスク)
- 福利厚生の最大活用(社宅・食事補助・企業型DC)
- 先取り積立(給与日に自動振替)

具体的な月の収支構造
結論から言うと、「先に積立を引いて、残りで生活する」という順番にしただけで貯まり始めました。
月の収支(目安)
- 手取り給与:約25〜28万円
- 家賃(社宅補助後):約3万円
- 食費(自炊中心):約3万円
- 通信費:約2,500円(格安SIM)
- 水道光熱費:約1万円
- サブスク・趣味:約1.5万円
- NISA積立:月10万円(楽天カード積立、主にオルカンとNASDAQ100)
- 企業型DC:月3万円(S&P500)
- 残り:予備費・小遣い
住居費を抑えられたのが最大の追い風でした。社宅制度がなければ、ここまで積み立てる余裕は捻出できなかったと思います。
5年で達成した数字
- 積立元本:約500万円
- 運用益:約200万円
- 合計資産:約700万円
これから始める方へ伝えたい3つのこと
結論から言うと、特別なことは何もしていません。当たり前の積み重ねが効いてきます。
1. 固定費を先に見直す
変動費を毎日節約するより、固定費(家賃・通信・サブスク)を一度見直す方が、効果が大きく持続もしやすいです。
2. 福利厚生を使い倒す
社宅・企業型DC・食事補助は、給与アップに匹敵する効果があります。会社の制度を一度棚卸しすることをおすすめします。
3. 投資は先取りで自動化する
「余ったら投資する」では絶対に貯まりません。給料日に自動で投資口座に振り替える仕組みを作るのが鉄板です。私は楽天証券公式サイトでクレカ積立を設定しています。
支出設計を維持するための3つの習慣
結論から言うと、家計簿・先取り積立・年1回の見直しの3点が継続のカギです。
習慣1:家計簿アプリで自動記録
- マネーフォワードMEなどでクレカ・銀行を連携
- 手入力ゼロで支出が自動分類される
- 月1回確認するだけで家計の流れが見える
習慣2:給料日に自動振替
給料日に自動的にNISA口座に10万円振替。残った分で生活する仕組みにしないと、貯まりません。
習慣3:年1回の家計棚卸し
年末に1度だけ、固定費・サブスクを総点検。不要なものを削除し、新しい節約余地を見つけます。
よくある質問
Q1. 月10万円の積立が厳しい時はどうする?
無理は禁物。月3万円から始めて、固定費見直し後に増額するのが現実的です。
Q2. 社宅制度がない会社の場合は?
家賃補助・住宅手当の有無を確認。なければ家賃を手取りの25%以下に抑えるのが目安です。
Q3. 投資原資は給与とボーナスどちらから?
毎月の給与から定額積立が基本。ボーナスは生活防衛資金や臨時支出に充てています。
Q4. 結婚・子育てを考えると同じ家計設計でいけますか?
ライフステージで支出構造が変わるので、結婚や子育て前に家計を再設計することが大事です。
5年で700万円を築いた具体的な内訳
結論から言うと、企業型DC・新NISA・現金預金の3本柱で構成しています。
5年間の積立元本(約500万円)
- 新NISA積立:月10万円×60か月=600万円(2024年から月10万、それ以前はつみたてNISA月3.3万)
- 企業型DC:月3万円×60か月=180万円
- 合計積立元本:約780万円(うち実質投入額は約500万円)
5年間の運用益(約200万円)
- S&P500・オルカン中心の運用
- 2020年以降の米国株上昇相場の恩恵
- 年率約7〜8%相当のリターン
市場環境に恵まれた面もありますが、淡々と積立を続けたことが何より大きいと考えています。
まとめ
- 1社目の激務時代は貯蓄が進まなかった
- 2022年の転職で時間と環境が整い、家計が動き始めた
- 固定費の見直し・福利厚生の活用・先取り積立の3点が軸
- 5年で約700万円(元本500万+運用益200万)を達成
免責事項
本記事は、私個人の考えと経験に基づいて執筆したものです。投資判断は個人の責任で行っていただき、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。市場環境や制度は変更される可能性があるため、最新情報は証券会社や金融庁の公式サイトでご確認ください。

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