※本記事は2026年5月時点の情報をもとにしています。
はじめに
「FIREを目指している」と言うと、目標金額や達成年齢を聞かれることが多いです。私の目標は6,000万円・40歳。本記事では、なぜこの数字に決めたのかを、4%ルールの仕組みも含めて整理します。
本記事は、FIREに興味があるけど目標金額や年齢が決まっていない・4%ルールの考え方を整理したい20代・30代の方向けに書いています。
- FIREの目標金額をどう決めるか悩んでいる方
- 4%ルールを実践レベルで理解したい方
- 20代・30代でFIRE達成までの道筋を見たい方
- 「早期リタイア」ではなく「選択肢を持つ」FIREを目指す方
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この記事の結論
- 私のFIRE目標は6,000万円・40歳
- 4%ルールで「年間生活費240万円」を運用益で賄う設計
- 現在5年で約700万円(達成率約12%)
- FIREは「辞めるための資産」ではなく「選択肢を持つための資産」
FIRE目標を6,000万円・40歳に決めた経緯
結論から言うと、生活費から逆算して決めました。
2022年に転職して在宅勤務になった時、「この働き方を続けたい」と強く感じました。1社目の激務に戻りたくない。でも給料は安いので、生活費を年金や運用益でカバーする仕組みが必要だと気付きました。
そこで4%ルールを学び、現在の生活費(月15〜20万円=年240万円)から逆算して必要資産6,000万円を設定。40歳という年齢は「残りの人生で自由度を最大化できるライン」として選びました。
達成できなくても、4,000〜5,000万円あればサイドFIRE(セミリタイア)の選択肢があります。完璧な達成より、「選択肢を持つ」ことが目的なので、目標金額に届かなくても焦らないようにしています。
4%ルールとは
結論から言うと、「資産の4%を毎年取り崩しても、30年は資産が枯渇しない」という米国の研究結果に基づいた目安です。
仕組みの簡単な説明
- 1994年に米国のウィリアム・ベンゲン氏が発表
- 1926〜1976年の米国市場データを分析
- 年間4%の取り崩しで30年間枯渇しなかった
- 株式50%+債券50%のポートフォリオが前提
計算式
- 必要資産 = 年間生活費 ÷ 4%
- 年間生活費240万円 → 必要資産6,000万円
- 年間生活費360万円 → 必要資産9,000万円
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私が6,000万円に決めた理由
結論から言うと、現在の生活費から逆算しました。
年間生活費の見積もり
- 家賃(社宅補助後):約3万円/月
- 食費:約3万円/月
- 水道光熱費:約1万円/月
- 通信費:約2,500円/月
- サブスク・趣味:約1.5万円/月
- 予備費:約4万円/月
- 合計:約14万円/月 → 年168万円
これに余裕を持たせて月20万円(年240万円)で計算し、必要資産を6,000万円としました。
40歳という目標年齢の根拠
- 残りの人生で自由度を最大化できる年齢
- キャリアの選択肢が広がる
- 老後準備の時間も残せる
- 「遠すぎず、近すぎず」のちょうど良い距離感

現在の進捗と道筋
結論から言うと、5年で約700万円。達成率は約12%です。
現在の資産内訳
- 積立元本:約500万円
- 運用益:約200万円
- 合計:約700万円
残り12年で5,300万円を増やすには
仮に年率5%で運用すれば、月10万円積立を継続することで、40歳時点で約5,000万円台になる試算です。年率7%なら6,000万円に十分到達する計算です。
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FIRE目標が変わってもいい
結論から言うと、FIRE目標は途中で変えてもOKだと考えています。
変更があり得る要素
- 転職・収入変動
- 結婚・子供などのライフイベント
- インフレで生活費の前提が変わる
- 市場環境による達成スピードの変化
大事なのは「目標があること」自体で、「目標金額を一度決めたから絶対変えない」ではないと考えています。年に1回くらい目標を見直す習慣がちょうど良いと感じます。
FIREに向けた積立を効率化するなら、私が使っている楽天証券公式サイトのクレカ積立は、判断する手間を最小化できる仕組みです。
FIRE達成までの年代別マイルストーン
結論から言うと、私は5年ごとにマイルストーンを設定して進捗管理しています。
私の年代別目標
- 25歳(投資開始):0万円スタート
- 30歳(現在):約700万円(達成率12%)
- 35歳目標:約2,500万円(達成率42%)
- 40歳目標:6,000万円(達成率100%)
マイルストーンを置くメリット
- 進捗が可視化されてモチベーション維持
- 遅れている時に対策を打てる
- 達成感を区切りで味わえる
よくある質問
Q1. 6,000万円は本当に必要?
「年間生活費 ÷ 4%」が目安。私は年240万円で計算しましたが、生活費を月15万円に下げれば必要資産は4,500万円で済みます。
Q2. 40歳で達成できなかったらどうする?
目標年齢を45歳・50歳に伸ばすだけ。完全達成しなくても「サイドFIRE」(セミリタイア)の選択肢があります。
Q3. 結婚や出産でFIRE計画は変わる?
ライフイベントで生活費が変わるので、その都度目標金額を再計算。柔軟に対応すれば問題ありません。
Q4. 4%ルールはどこまで信頼できる?
米国データに基づく目安です。日本では3〜3.5%で取り崩す方が安全とも言われます。私も保守的に3%取り崩しを想定しています。
FIRE達成シミュレーション
結論から言うと、年率5%なら40歳でほぼ達成見込みです。
シミュレーション条件
- 現在資産:約700万円(30歳時点)
- 月10万円積立を継続
- 40歳まで10年積立
- 想定リターン年5%
10年後の試算
- 追加積立元本:1,200万円
- 既存700万円の10年運用後:約1,140万円
- 新規積立分の運用後:約1,560万円
- 合計約4,300万円(達成率72%)
年率7%ならほぼ目標達成、3%なら45歳で達成という見込みです。市場環境次第で達成年齢は前後しますが、続けることが何より大事です。
FIRE目標を設定する3つのステップ
結論から言うと、生活費・年齢・年率の3要素で計算します。
- ステップ1:現在の生活費を月単位で把握
- ステップ2:達成したい年齢を決める
- ステップ3:4%ルールで必要資産を計算
この3ステップで、誰でも自分のFIRE目標を数字で持てます。あとは月の積立額を決めて、淡々と続けるだけです。
まとめ
- 4%ルールから逆算した必要資産は6,000万円(年間生活費240万円)
- 40歳達成を目指して、現在5年で約700万円(達成率12%)
- FIREは「辞めるため」ではなく「選択肢を持つため」の資産形成
免責事項
本記事は、私個人の考えと経験に基づいて執筆したものです。投資判断は個人の責任で行っていただき、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。市場環境や制度は変更される可能性があるため、最新情報は証券会社や金融庁の公式サイトでご確認ください。
