はじめに
2026年、日本株が好調です。
本記事は、以下の方に向けて書いています:
- アメリカ株に投資しているが、日本株の好調が気になる方
- NASDAQ100とTOPIXのどちらに投資すべきか迷っている方
- 短期的な市場環境に振り回されたくない方
- 長期投資家としての視点を知りたい方
2026年2月、日本株は政治的安定と成長戦略への期待で上昇が続いています。日経平均株価やTOPIXは史上高値に迫る水準まで上昇し、選挙後には前週比で約4%上昇したという報道もあります。
一方、アメリカ株は依然として堅調ですが、超大型テクノロジー株の影響が強く、それ以外のセクターでは伸び悩み感があります。
私はアメリカ株中心(NASDAQ100など)に投資していますが、日本株が好調でも投資方針を変えるつもりはありません。
この記事では、なぜ日本株が好調でもアメリカ株に投資し続けるのか、その理由を解説します。
※本記事は2026年2月時点の情報をもとにしています。投資判断は自己責任で行ってください。
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この記事の結論
- 日本株は政治的安定と成長政策で好調
- アメリカ株は依然堅調だが、超大型株に偏っている
- 短期的な好調に振り回されず、長期視点を保つ
- NASDAQ100は長期的な成長エンジンを持つ
- 日本株が好調でも、アメリカ株に投資し続ける
日本株が好調な背景
結論から言うと、日本株は2026年、政治的安定と成長戦略への期待で好調です。
① 政治的安定:高市政権への期待
2026年2月の衆議院選挙で自民党が圧勝し、高市早苗首相への強い支持が示されました。
市場は好反応を見せ、日経平均株価やTOPIXは史上高値に迫る水準まで上昇しています。
選挙結果:
- 自民党が圧勝
- 市場は政治的安定を好感
- 日経平均は選挙後に約3.9%上昇し記録的な水準に達した
この政治的安定感は、投資家心理の改善につながっています。政策実行力や成長戦略への期待感を材料に、国内外の投資家が日本株を買い進めています。
② 日経平均・長期最高値圏
2026年1月時点で、日経平均株価(Nikkei 225)は過去最高値圏まで上昇しています。
具体的なデータ:
- 2026年1月14日時点で終値54,341円を記録
- これは単なる短期反発ではなく、需給回復やポジティブセンチメントによるもの
- リスク資産に資金が回帰する中、株価上昇に繋がっている
選挙勝利のニュースは日本株だけでなく、アジア市場全体にもポジティブな影響を及ぼしています。
② 成長政策:インフラ・AI・半導体
高市政権が打ち出すインフラ・AI・半導体関連などの成長戦略が、株式市場のテーマになっています。
成長戦略:
- インフラ投資の拡大
- AI・半導体関連の支援
- 企業の成長を後押し
これらの政策が、日本株への期待を高めています。
③ 企業ガバナンス改革と利益改善
日本企業は、コーポレートガバナンス改革や構造改革を進めています。
企業利益率の改善や資本効率の向上が投資家に評価されています。
企業環境の改善:
- コーポレートガバナンス改革
- 企業利益率の改善
- 資本効率の向上
③ 円安環境:輸出企業に追い風
円安環境は、日本企業の輸出競争力改善につながっています。
為替市場では円安が進行し、輸出企業の競争力が強化されているため、企業業績への追い風になっています。
円安のメリット:
- 海外売上高比率が高い日本企業の利益増加
- 輸出企業の競争力強化
- 投資家評価の向上
外需の改善が企業業績を下支えしています。
⑤ 外国人投資家の資金流入
海外投資家の日本株買いが続き、割安感を狙った資金シフトが進んでいるとの見方も出ています。
2025年からの累積で、日本株指数はS&P 500などを上回るパフォーマンスを示したという報告もあります。
関連記事:積立投資だけが救いだった──焦りの投資から学んだ「ブレない運用」の大切さ
アメリカ株の現状:依然堅調だが伸び悩み感も
結論から言うと、アメリカ株は依然として堅調ですが、爆発的な伸びには至っていません。
① 超大型株への依存
2026年1月時点で、S&P 500やNASDAQ 100は高値更新が続いている場面もありますが、超大型テクノロジー株の影響が強いです。
それ以外のセクターでは伸び悩み感があります。
超大型株への依存:
- Apple、Microsoft、Googleなどの一部銘柄が指数を牽引
- それ以外のセクターは上昇に波がある
- 指数全体の伸びが一部銘柄頼みになっている印象
この状況は、米国株の「緩やかな上昇」を特徴づけています。
② 短期的な反落場面も
一部報道では、米国株は金利観測やデータ不透明感を背景にやや伸び悩みの様相も呈しています。
例えば:
- ナスダック総合指数が一時反落する場面が観測されている
- ダウ・S&P 500も一時反落
- 短期トレンドに強弱感あり
③ 中間選挙リスクと投資マインドの分散
2026年の米国中間選挙を控え、政治リスクや不透明感が投資家心理に影響している可能性があります。
政治イベントは株価の方向感を曖昧にしやすいという見方もあります。
また、日本株が急騰している中、世界の機関投資家は以下のような動きも出ています:
- ウォール街系投資家の一部は割安株や海外株へのシフトを模索
- 米国株の集中投資一極集中からグローバル分散志向への動き
④ 金利・インフレの不透明感
アメリカでは、金利やインフレの動向が不透明です。
利下げの見通しが曖昧で、投資家は慎重な姿勢を取っています。
⑤ それでも依然堅調
ただし、アメリカ株が弱いわけではありません。
依然として堅調であり、完全に伸び悩んでいるわけではありません。
日本株との相対評価で「パフォーマンスが目立たない」という局面になっているだけです。
米国株(特にNASDAQ100)は:
- テクノロジー成長の恩恵
- 利益成長の持続性
- グローバル企業の競争力
といった長期ドライバーを持っているため、短期の市場ノイズだけで評価すべきではありません。
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日本株 vs アメリカ株:比較ポイント
結論から言うと、日本株とアメリカ株では、投資環境が大きく異なります。
【図表1:日本株 vs アメリカ株の比較】
| 比較項目 | 日本株 | アメリカ株 |
|---|---|---|
| 現状 | 強い上昇トレンド | 穏健な上昇 |
| 背景 | 政治的安定・成長政策 | 超大型株が中心 |
| 投資家心理 | 政策信頼感で改善 | 選挙・金利の不透明感 |
| 為替 | 円安が企業利益に寄与 | ドル圧力や利下げ見通しが影響 |
| 成長エンジン | 政府主導の成長戦略 | テクノロジー中心の牽引 |
| 外国人投資家 | 関心が高まっている | 広範囲に分散投資が主流 |
① 短期的なパフォーマンス
短期的には、日本株の方がパフォーマンスが良いです。
2025年からの累積で、日本株指数はS&P 500などを上回るパフォーマンスを示しています。
しかし、これは2026年の短期のセンチメント(投資家心理)と政治的イベントに強く影響されています:
- 選挙結果や為替環境などの短期材料が日本株を押し上げている
- 米国株は依然強いが、短期トレンドに強弱感あり
② 長期的な成長エンジン
しかし、長期的には、アメリカ株の方が成長エンジンが強いと考えています。
NASDAQ100に含まれる企業(Apple、Microsoft、Googleなど)は、長期的に成長を続けています。
③ 政治的要因の持続性
日本株の好調は、政治的安定と成長政策への期待によるものです。
しかし、この政治的要因が長期的に持続するかは不透明です。
④ リスク要因
日本株にもリスクがあります:
- 財政赤字の懸念
- 政府支出拡大の持続性
- 米国株との相関性の変化
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なぜ日本株が好調でもアメリカ株に投資し続けるのか
結論から言うと、私は日本株が好調でも、アメリカ株に投資し続けます。
① 短期的な好調に振り回されない
日本株は短期的に好調ですが、これは政治的要因によるものです。
長期投資家として、短期的な好調に振り回されるべきではありません。
② NASDAQ100の長期的な成長エンジン
NASDAQ100に含まれる企業は、長期的に成長を続けています。
これらの企業は、以下の理由で長期的な成長が期待できます:
- イノベーションを続けている
- グローバル市場で競争力がある
- 利益率が高い
- 株主還元を重視している
③ 分散投資の視点
私のポートフォリオは、アメリカ株中心(NASDAQ100)ですが、これは分散投資の観点からも合理的です。
アメリカ株は、世界経済の中心であり、グローバル企業が多いです。
日本株だけに集中投資するのは、リスクが高いと考えています。
④ 為替リスク
日本株に投資する場合、為替リスクを考慮する必要があります。
円高になれば、ドル建ての資産価値が下がります。
アメリカ株(ドル建て)に投資することで、為替リスクを分散できます。
⑤ 投資方針の一貫性
私は、長期投資家として、投資方針を一貫させることが重要だと考えています。
短期的な市場環境に振り回されず、長期的な視点を保つことが大切です。
日本株が好調だからといって、投資方針を変えるのは、賢明ではありません。
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日本株に投資すべき人、アメリカ株に投資すべき人
結論から言うと、日本株とアメリカ株、どちらに投資すべきかは、投資家のスタンスによります。
【図表2:日本株 vs アメリカ株:投資家タイプ別】
| 投資家タイプ | 日本株 | アメリカ株 |
|---|---|---|
| 短期投資家 | ◎ | △ |
| 長期投資家 | △ | ◎ |
| 為替リスクを避けたい | ◎ | △ |
| グローバル分散投資したい | △ | ◎ |
| 政治的安定を重視 | ◎ | △ |
| イノベーションを重視 | △ | ◎ |
① 日本株に投資すべき人
日本株に投資すべき人:
- 短期的なパフォーマンスを重視する人
- 為替リスクを避けたい人
- 政治的安定を重視する人
- 日本経済の成長を信じる人
② アメリカ株に投資すべき人
アメリカ株に投資すべき人:
- 長期的な成長を重視する人
- グローバル分散投資をしたい人
- イノベーションを重視する人
- 世界経済の中心に投資したい人
③ 私の判断:アメリカ株
私は、長期投資家として、アメリカ株(NASDAQ100)に投資し続けます。
理由:
- 長期的な成長エンジンが強い
- グローバル企業が多い
- イノベーションを続けている
- 分散投資の観点から合理的
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今後の展望:日本株とアメリカ株
結論から言うと、今後の展望は不透明ですが、長期的にはアメリカ株が有利だと考えています。
① 日本株の持続可能性
日本株の好調は、政治的安定と成長政策への期待によるものです。
しかし、この政治的要因が長期的に持続するかは不透明です。
持続可能性のリスク:
- 財政赤字の懸念
- 政府支出拡大の持続性
- 成長政策の実効性
② アメリカ株の反発シナリオ
アメリカ株は、現在は伸び悩み感がありますが、反発する可能性もあります。
反発シナリオ:
- 中間選挙の不透明感が解消
- 金利の見通しが明確化
- 超大型株以外のセクターが回復
③ 世界経済の影響
日本株とアメリカ株、どちらも世界経済の影響を受けます。
世界経済が好調であれば、両方とも上昇する可能性があります。
④ 長期的な視点
長期的には、アメリカ株の方が成長エンジンが強いと考えています。
NASDAQ100に含まれる企業は、イノベーションを続け、長期的に成長を続けるでしょう。
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私の結論:短期的な好調に振り回されず、長期視点を保つ
2026年、日本株は好調です。
しかし、長期投資家として、私は短期的な好調に振り回されません。
NASDAQ100は、長期的な成長エンジンを持ち、イノベーションを続けています。
日本株が好調でも、アメリカ株に投資し続けることが、長期的には合理的だと考えています。
投資方針を一貫させ、長期的な視点を保つことが、長期投資家として最も重要です。
それが、資産形成を成功させる秘訣です。
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免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資助言を目的とするものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。市場環境や政治状況は変化する可能性があるため、最新情報は信頼できる情報源でご確認ください。投資に関するご不明点は、ファイナンシャルプランナーにご相談ください。
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