※本記事は2026年6月時点の情報をもとにしています。
はじめに
株式市場が30%下落したら、あなたは積立を続けられますか?この問いに「絶対に続ける」と答えられる仕組みを、私は事前に作っています。生活防衛資金・分散ポートフォリオ・時間分散の3点で、暴落時に動揺しない根拠を書きます。
- リーマンショック級の暴落を経験したことがない投資家
- 含み損で積立を止めてしまう自分が怖い方
- 暴落時の行動ルールを事前に決めておきたい方
- インデックス投資を20年単位で続けたい方
この記事の結論
- 株式市場の30%下落は10年〜20年に1回程度起こる
- 根拠1は生活防衛資金が1年分あること
- 根拠2は米国一極集中ではない分散ポートフォリオ
- 根拠3は時間分散で平均取得単価が下がる
- 事前に決めた行動ルールが心の動揺を抑える
暴落の規模感をデータで把握する
過去100年の株式市場を見ると、30%以上の下落は10〜20年に1回程度発生しています。リーマンショック(2008年、S&P500最大下落50%超)、コロナショック(2020年、約34%)、ITバブル崩壊(2000-2002年、約50%)など。私が投資を始めた2021年以降は大きな暴落を経験していないので、いつ来てもおかしくない状態。「もし来週から30%下落が始まったら自分はどう動くか」を事前にシミュレーションしておくのが、長期投資家として大事な準備だと考えています。

根拠1 – 生活防衛資金が1年分ある
根拠1は生活防衛資金が1年分あることです。私の月生活費は20万円弱なので、生活防衛資金は約240万円を現金で確保しています。仮に暴落で投資資産が30%下げても、生活防衛資金は影響を受けない。
失業や急な転職が発生しても1年は持つ。だから「投資資産が下がったから現金を作るために売却する」という判断が発生しません。生活防衛資金が薄いまま投資をしている人は、暴落+生活トラブルが同時に来たときに含み損のまま売らざるを得ないリスクがあります。
根拠2 – 米国一極集中ではない分散ポートフォリオ
根拠2は分散ポートフォリオです。私の資産は単体S&P500 + NASDAQ100 + オルカン + 金 + 現金で構成されており、S&P500が50%下げてもオルカンの非米国部分・金・現金がクッションになります。仮にS&P500が-30%、NASDAQ100が-40%でも、オルカン全体は約-25%、金は+5%、現金はゼロ。
資産全体の下げは約-20%程度に収まる計算。これは精神的に大きな違いです。-30%の下げと-50%の下げでは、含み損の金額の絶対値が違うので、「耐える」感覚もまったく違ってきます。
根拠3 – 時間分散で平均取得単価が下がる
根拠3は時間分散です。毎月の積立を止めない限り、暴落時はむしろ平均取得単価が下がるチャンス。例えばS&P500が30%下がった月の積立は、通常価格の70%で買えます。
これを6か月続けたら、その分の平均取得単価は通常時より15%安い。暴落時に積立を止めるのは「安いセール期間中に買わない」のと同じで、長期では損です。頭ではわかっていても、実際に含み損を見ながら毎月積立を続けるのは精神的に重い。だから事前に「絶対に止めない」というルールを決めておくことが、暴落時の自分を支えます。

事前に決めておく「暴落時の行動ルール」
事前に決めておく暴落時の行動ルールを公開します。1) 月10万円の積立は絶対に止めない、2) 暴落時に追加投資する余力(生活防衛資金以外の現金)があれば、5%・10%・20%の各下落水準でスポット買い、3) 含み損の確認は週1回まで(毎日見ない)、4) ニュースで暴落の理由を追わない、5) 配分の見直しは年初のみ。このルールを紙やマネーフォワードのメモに残しておくと、暴落の渦中でも頭がクリアになります。「やる気で乗り切る」のではなく「事前のルールで乗り切る」のが、私のメンタル管理の基本方針です。
暴落後の判断 – 「いつ買い増すか」より「止めないか」
暴落時によくある議論が「いつ買い増しを入れるか」です。-10%、-20%、-30%で追加投資するルールを決める人もいますが、私はあまりこだわっていません。理由は、底値は事後にしか分からないからです。
-30%で買って-40%まで下がる可能性もあるし、-15%で底打ちすることもある。だから私の優先順位は「追加買い増し」より「積立を絶対に止めない」です。月10万円の積立さえ続けられれば、暴落の中で平均取得単価は確実に下がる。追加買い増しは「余剰資金があったらラッキー」程度の感覚で、メインの戦略にはしません。
よくある質問 – 暴落シミュレーション
Q1. リーマンショック級の50%下落も想定すべき? – はい、20〜30年に1回は起こりうる。50%下落でも積立を続けられる仕組みが、20年単位の長期投資の前提です。Q2. 暴落時に売却して再エントリーすべき? – 売買タイミングを当てるのは不可能。
シンプルに持ち続けるほうが期待値が高い。Q3. 暴落の予兆を察知できる? – 専門家でも当てられないので、個人投資家が当てるのは無理。事前準備で対応するのが現実的。
Q4. ポートフォリオの見直しはいつする? – 年初に1回が基本、暴落の渦中は触らない。Q5. 自分は暴落で耐えられる自信がない – そういう人ほど分散と現金比率を厚くしておくべきです。
まとめ
株式市場の30%下落を想定したシミュレーションで、私が積立を続けられる根拠は3つ。生活防衛資金が1年分・分散ポートフォリオ・時間分散による平均取得単価の低下。これらを事前に揃えて、暴落時の行動ルールを書面化しておくことで、心の動揺を抑えながら積立を継続できる仕組みになっています。20年単位の長期投資では、「止めない仕組み」を作れるかどうかが最重要だと考えています。
今後の運用方針
暴落シミュレーションは「もしもの時の保険」ではなく「日常の運用ルール」だと考えています。事前にルールを決め、生活防衛資金を厚く保ち、分散ポートフォリオで構えておく。これらは暴落が来ないときでも続ける運用の基本姿勢です。
20年単位の長期投資では、何度かの暴落を必ず経験します。その時に動揺せず淡々と続けられるかどうかが、最終的なリターンを大きく左右します。私のFIRE目標40歳までには、おそらく1〜2回の大きな調整局面が来るでしょう。
その時にこの記事で書いた3つの根拠を思い出して、止めない運用を継続するつもりです。暴落の渦中で冷静さを保つには、事前の準備と仕組みが全て。「気合いで耐える」のではなく「事前ルールで自動的に淡々と回す」のが、20年単位の長期投資の現実解です。
免責事項
本記事は私個人の経験や感想に基づく情報提供を目的としています。特定の金融商品・商品・サービスを推奨するものではなく、購入判断はご自身の責任でお願いします。記載内容は2026年時点の情報であり、価格・キャンペーン条件は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
