はじめに
2026年1月24日未明、ドル円が一気に155円台まで円高が進みました。
本記事は、「深夜に何が起きたのか知りたい」「米国株投資をしているが、この円高は買い場になるのか」という方に向けて書いています。
23日の夜は、ドル円チャートを1時頃まで見ていました。私はFXもしているため、為替の動きを注視していましたが、動かないので撤退しました。朝起きたら、155円台まで急落していて驚きました。
ポジションは利確していたため、今回の急落による損失はありませんでした。
この記事では、深夜の155円台急落を振り返りながら、長期投資家にとっての「買い場」について解説します。
重要なのは、155円だから買い場というわけではありません。円高に付随して、日経平均やS&P500など投資信託で買っている銘柄が暴落するかもしれない。その暴落が起きたら、買い場になる可能性があるということです。
為替ニュースを見るたびに「今、動くべきか」と迷ってしまう方ほど、落ち着いて読み進めていただきたい内容です。
※本記事は2026年1月時点の情報をもとにしています。
関連記事:ドル円が2円急落した日──長期投資家が為替変動とどう向き合うか
この記事の結論
- 2026年1月24日未明、ドル円が一気に155円台まで円高が進んだ(158円台→155円台)
- レートチェック観測が市場で意識され、円買い・ドル売りが加速した
- 155円だから買い場というわけではなく、円高に付随した株価暴落が起きたときこそ長期投資家の買い場になり得る
- 通常は淡々と積み立てを続け、暴落時に余力があれば追加投資を検討する
何が起きたのか:深夜の155円台急落
結論から言うと、2026年1月24日未明、ドル円が一気に155円台まで円高が進みました。
東京市場:158円台で推移
23日の東京市場では、ドル円は158円台前半で推移していました。
日銀の植田総裁の発言後、一時159円台まで円安が進む場面もありましたが、その後157円台まで急落し、レートチェックの観測が市場で意識されました。
午後5時時点では、158円37〜40銭と、前日比で40銭程度の円高で東京市場は終了しました。
参考:外為17時 円相場、反発 一時157円台前半に急伸 レートチェックのうわさ(日本経済新聞)
NY市場:155円台まで急落
NY市場序盤は、158円台前半での取引が続いていましたが、その後、円買い・ドル売りが加速しました。
日本政府・日銀による円買い介入への警戒が強まり、「介入に踏み切るのではないか」との観測から、2円を超える円高・ドル安が進みました。
米ブルームバーグが、ニューヨーク連邦準備銀行が主要銀行に対して「レートチェック」を実施したと報じたことが、円高加速の一因となったとみられます。
こうした報道をきっかけに、「本格的な円買い介入が近いのでは」という見方が市場で一気に強まりました。
一時1ドル=155円60銭〜155円90銭近辺まで円高が進行しました。
参考:ドル円、155円台まで急落 NY連銀のレートチェックの観測も=NY為替概況(みんかぶFX)
関連記事:ドル円が2円急落した日──長期投資家が為替変動とどう向き合うか
レートチェックとは?初心者向け解説
結論から言うと、レートチェックとは、中央銀行が「介入の予行演習」として市場の反応を確認する行為です。
レートチェックの仕組み
レートチェックとは、中央銀行(今回の報道ではNY連銀)が、主要銀行に対して「今このレートでどれくらい取引できるか」などを確認する行為です。
実際の介入と同じ手順で注文を出しつつ、最終的には約定させずにキャンセルすることも多く、「介入の予行演習」「市場の反応テスト」のような意味合いを持つとされます。
なぜ市場は敏感に反応するのか
過去にもレートチェック後に実弾介入につながったケースがあり、市場は「介入前夜のサイン」として非常に敏感に反応する傾向があります。
レートチェックが報じられると、投機的なドル買いポジションが一斉に巻き戻され、短時間で1〜2円以上動くこともあります。
今回も、レートチェックの報道後、2円を超える円高・ドル安が進みました。
私の実体験:夜1時まで見ていたが、動かず撤退
結論から言うと、私は23日の夜1時頃までドル円チャートを見ていましたが、動かないので撤退しました。朝起きたら、155円台まで急落していて驚きました。
夜1時まで見ていたが、動かず
23日の夜、私はドル円チャートを見ていました。
私はFXもしているため、為替の動きを注視していました。
東京市場で158円台だったドル円は、NY市場でも158円台前半で推移していました。
「今日は動かないかな」と思い、1時頃に撤退しました。
朝起きたら155円台
朝起きてチャートを見たら、155円台まで急落していました。
「え、何が起きたの?」と驚きました。
ニュースを見ると、レートチェックの報道が出ていました。
ポジションは利確済み
幸い、私はポジションを利確していたため、今回の急落による損失はありませんでした。
もしポジションを持っていたら、損切りになっていたかもしれません。
関連記事:積立投資だけが救いだった──焦りの投資から学んだ「ブレない運用」の大切さ
円高に付随した暴落が、本当の買い場になる
結論から言うと、為替の水準そのものは「買いシグナル」ではありません。大事なのは、円高が進んだタイミングで株価がどれくらい崩れているかです。
155円だから買い場というわけではない
ドル円が155円になったからといって、すぐに買うべきではありません。
重要なのは、為替ではなく、株価です。
円高が進んでも、株価が下がらなければ、買い場にはなりません。
円高に付随して株価が暴落する可能性
しかし、円高が進むと、株価が暴落する可能性があります。
理由:
- 日本株:円高は輸出企業の業績に悪影響
- 米国株:リスクオフで株価が下落することも
円高に付随して、日経平均やS&P500など投資信託で買っている銘柄が暴落するかもしれません。
その暴落が起きたら、本当の買い場
もし、円高と同時に株価の暴落が起きたら、本当の買い場になります。
暴落とは:
- S&P500が10〜20%以上下落
- 日経平均が10〜20%以上下落
- 円高も同時に進む
このような状況になれば、投資信託を大幅に安く買えるチャンスです。
長期投資家にとって、暴落は「待ちに待った買い場」です。
関連記事:複利を信じて続けた5年──20代投資家が感じた”時間が資産を育てる瞬間”
淡々と積み立てを続けることが最も重要
結論から言うと、円高局面でも、淡々と積み立てを続けることが最も重要です。
積立投資は「自動的に買い場を捉える」
積立投資は、円高のときも円安のときも、毎月一定額を買い続けます。
つまり、円高のときは自動的に安く買えています。
わざわざ「今が買い場だ」と判断する必要はありません。
ただし、追加投資も検討できる
ただし、円高局面では、追加投資も検討できます。
例えば:
- 生活防衛資金を確保している
- ボーナスが入った
- 臨時収入があった
このような場合、追加投資をすることで、円高のメリットを享受できます。
ただし、無理は禁物です。生活防衛資金を削ってまで投資するのは避けましょう。
関連記事:生活防衛資金はいくら必要?独身・既婚・子あり別の目安
私の方針:淡々と積み立てを続ける
私は、今回の円高局面でも、淡々と積み立てを続けます。
月14万円の積立投資は変えません。
ただし、もし暴落が起きたら、追加投資も検討します。
関連記事:FIREを目指す理由──「早期リタイア」ではなく「選択肢を持つ」ための資産形成
円高局面で意識したいこと
結論から言うと、円高局面では、以下の3点を意識することが重要です。
① 為替だけを見て売買判断をしない
155円だから買い場というわけではありません。
重要なのは、株価です。
円高が進んでも、株価が下がらなければ、買い場にはなりません。
株価の動きを見ながら、総合的に判断しましょう。
② 暴落に備えて生活防衛資金を確保
暴落が起きたときに追加投資できるように、生活防衛資金を確保しておきましょう。
生活防衛資金の目安:
- 独身・会社員:生活費の3ヶ月分
- 既婚(共働き):生活費の3〜6ヶ月分
- 既婚(片働き):生活費の6ヶ月〜1年分
関連記事:生活防衛資金はいくら必要?独身・既婚・子あり別の目安
③ 淡々と積み立てを続ける
最も重要なのは、淡々と積み立てを続けることです。
円高のときも円安のときも、毎月一定額を買い続けることで、為替の影響を平準化できます。
関連記事:積立投資だけが救いだった──焦りの投資から学んだ「ブレない運用」の大切さ
私の結論:暴落が起きたら買い場、それまでは淡々と
2026年1月24日未明、ドル円が一気に155円台まで円高が進みました。
私は朝起きて知りましたが、驚きました。
155円だから買い場というわけではありません。
重要なのは、円高に付随して株価が暴落するかどうかです。
もし、円高と同時に日経平均やS&P500が暴落したら、本当の買い場が来ます。
それまでは、淡々と積み立てを続けます。
暴落が起きたら、生活防衛資金を確保しながら、追加投資のチャンスを待ちます。
今日も、明日も、淡々と積み立てを続けます。
それが、確実に資産を築く唯一の方法です。
関連記事:20代から始める資産運用|FIREを目指す私の投資方針と実体験
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資商品の推奨や投資勧誘を目的とするものではありません。為替相場は変動が大きく、予測が困難です。投資判断は必ずご自身の責任において行い、必要に応じて金融の専門家にご相談ください。
155円だから買い場というわけではありません。重要なのは株価の動きです。為替だけを見て売買判断をすることは避けてください。

コメント