※本記事は2026年7月時点の情報をもとにしています。
はじめに
投資をしていて評価額がプラスになると、今のうちに利益を確定したいという気持ちが湧いてきます。しかし私は、長期投資の途中で、安易に利益確定をしないようにしています。目先の利益を確定するより、持ち続けて複利を働かせるほうが、長期では有利だと考えているからです。今回は、なぜ利益確定を急がないのか、複利と出口の考え方をもとに私のスタンスを整理しました。
本記事は、次のような方に向けて書いています。
- 含み益が出ると利益確定したくなる方
- いつ売ればいいか分からない方
- 長期投資の出口を考えたい方
- 複利を生かしたい方
この記事の結論
- 利益確定をしたくなるのは自然な心理
- 途中で売ると複利の効果が止まる
- 売却すると税金もかかる
- 出口は目標の時期に考える
- 含み益も評価額の通過点に過ぎない
利益確定をしたくなる心理
結論から言うと、評価額が増えると利益を確定したくなるのは、自然な心理です。せっかく増えた利益が、また減ってしまうかもしれないという不安が湧いてきます。目の前の利益を確定すれば、その不安から解放されるように感じます。
特に、相場が好調なときほど、利益確定の誘惑は強くなります。私も、評価額が増えると、確定したくなる気持ちが起きることはあります。しかし、その心理に流されると、長期投資の成果を損なうことがあると考えています。

途中で利益確定すると複利が止まる
結論から言うと、長期投資の途中で利益確定をすると、複利の効果が止まってしまいます。投資の利益は、再投資して運用を続けることで、雪だるま式に増えていきます。途中で売って利益を確定すると、その雪だるまをそこで崩してしまうことになります。
売ったお金を再び投資しなければ、複利の積み重ねが止まってしまいます。私は、複利を最大限に生かすために、利益が出ても売らずに持ち続けることを選んでいます。長く持ち続けることそのものが、複利を働かせる条件だと考えています。
売却すると税金もかかる
結論から言うと、利益を確定して売却すると、その利益に税金がかかります。投資の利益には、通常およそ2割の税金がかかります。途中で何度も売買して利益を確定すると、その都度税金を払うことになります。
税金を払った分だけ、再投資に回せるお金が減ってしまいます。私は、売買の回数を減らし、税金というコストを抑えることも意識しています。持ち続けて課税を先送りにすることも、長期では有利に働きます。

出口は目標の時期に考える
結論から言うと、私は出口、つまり売るタイミングは、目標の時期が来たときに考えると決めています。私の目標は、40歳・6,000万円という資産形成です。その目標の時期が近づいたときに、取り崩し方を考えればよいと思っています。
それまでは、途中の値動きで売買せず、淡々と積み立てを続けます。出口をあらかじめ目標と結びつけておくと、途中で売りたくなっても迷いません。売る理由を、相場ではなく自分の目標に置くことが大切だと考えています。
含み益も評価額の通過点
結論から言うと、含み益も、含み損と同じく、評価額の通過点に過ぎません。評価額は、株価次第で日々上下する途中経過です。プラスになったからといって、それが最終的な結果ではありません。
私は、含み益で浮かれず、含み損で慌てず、淡々と続けることを大切にしています。評価額の上下に一喜一憂せず、決めた方針を守ることが、長期投資のコツです。含み益は確定すべき成果ではなく、通過点だと捉えるようにしています。
取り崩すときに考えること
結論から言うと、出口で取り崩すときも、一度に全部売らず、必要な分だけ少しずつ取り崩すのが基本です。目標の時期が来ても、資産を一括で売却する必要はありません。生活に必要な分だけを定期的に取り崩せば、残りは運用を続けられます。
私は、取り崩し期も、4%ルールのような考え方を参考に、計画的に取り崩すつもりです。一度に売ると、そのときの相場に大きく左右されてしまいます。少しずつ取り崩すことで、相場の影響をならしながら資産を長持ちさせられます。出口でも、一括ではなく計画的に、という考え方を大切にしています。
長く持ち続けることの意味
結論から言うと、長期投資では、途中で売らずに持ち続けることそのものに価値があります。市場は短期的には上下しますが、長期では成長が期待できるとされています。途中で売買を繰り返すと、その成長を取り逃したり、税金で目減りしたりします。
持ち続けていれば、複利の効果と市場の成長の両方を受けられます。私は、利益確定の誘惑に勝って持ち続けることが、長期投資の核心だと考えています。何もしないで持ち続けることは、簡単なようで意外と難しいことです。だからこそ、売らずに持ち続けられること自体が、一つの強みになると感じています。
今日からできる一歩
結論から言うと、利益確定の誘惑に勝つには、出口のルールを先に紙に書いておくのが効果的です。私は、目標額と、その時期、取り崩し方の方針を、あらかじめ書き出しています。迷ったときにそれを読み返せば、目先の利益確定に流されずに済みます。
また、口座を見る回数を減らせば、含み益が気になる場面そのものが減ります。評価額の通知を切っておくのも、衝動的な売却を防ぐうえで役立ちます。売る理由を相場ではなく自分の目標に置く、という一点を守ることが大切です。ルールを先に決めておくことが、長期保有を続ける一番の支えになると感じています。
よくある質問(FAQ)
Q. 含み益が出たら一部だけでも売るべきですか?
A. 私は、目標の時期が来るまでは基本的に売りません。一部売却も、複利が止まり税金もかかります。どうしても不安なら現金比率を見直すほうが、軸を崩さずに済むと考えています。
Q. いつ売ればいいのか分かりません。
A. 私は売る理由を相場ではなく自分の目標に置いています。目標額や使う時期が来たときに取り崩しを考える、と決めておくと、途中の値動きで迷いません。出口を目標と結びつけるのがおすすめです。
Q. 利益確定しないと損をしませんか?
A. 売らなければ利益は確定しませんが、その分複利が働き続けます。長期で右肩上がりが期待できる前提なら、持ち続けるほうが有利になりやすいです。私は含み益も評価額の通過点と捉えています。
まとめ
評価額が増えると利益確定したくなりますが、途中で売ると複利が止まり、税金もかかります。私は出口を目標の時期に結びつけ、それまでは売らずに持ち続けます。含み益も含み損と同じく評価額の通過点に過ぎません。一喜一憂せず淡々と続けることが、複利を生かす長期投資のコツだと考えています。
今後の運用方針
私はこれからも、含み益が出ても安易に利益確定はせず、目標の時期まで淡々と持ち続けるつもりです。売る理由を相場ではなく自分の目標に置く方針を守ります。含み益で売りたくなる方は、まず出口を自分の目標と結びつけて考えてみてください。
免責事項
本記事は私個人の経験や感想に基づく情報提供を目的としています。特定の金融商品・商品・サービスを推奨するものではなく、購入・投資の判断はご自身の責任でお願いします。記載内容は2026年時点の情報であり、価格・キャンペーン条件・運用成績は変動します。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
