※本記事は2026年6月時点の情報をもとにしています。
はじめに
私の新NISAには、NASDAQ100連動のインデックス投信が約10%入っています。S&P500やオルカンと重なる部分が大きいのに、なぜわざわざNASDAQ100を別枠で持っているのか。本記事は、NASDAQ100やFANG+、テック寄りインデックスを買うべきか迷っている20〜30代の会社員に向けて書いています。
- 新NISA成長枠に何を入れるか迷っている方
- NASDAQ100とS&P500の重複が気になる方
- FANG+との違いを知りたい方
- 信託報酬と集中リスクのバランスを取りたい方
この記事の結論
- 私のNASDAQ100比率は全体の約10%、新NISAの成長投資枠で運用
- 企業型DCでS&P500を持っているため、被らないテック比率を上乗せ
- NASDAQ100の信託報酬は近年下がり、許容範囲に
- 「全部入れる」ほどの確信はなく、サテライト位置づけ
- FANG+とは「100銘柄か10銘柄か」「リバランス頻度」が大きく違う
私のNASDAQ100比率 – 全体の約10%
私の保有比率を改めて整理します。企業型DCで月3万円のS&P500、新NISAつみたて枠でオルカン3万円とS&P500の2万円、新NISA成長枠でオルカン3万円・S&P500を1万円・NASDAQ100を1万円。NASDAQ100の月積立は1万円なので、年12万円、5年で60万円。
資産全体に対しては10%前後の割合。これは「メイン」ではなく明確に「サテライト(衛星)」の位置づけ。私のコアはS&P500とオルカンで、その上澄みにNASDAQ100を載せている形です。

理由1 – 企業型DCのS&P500と被らない部分を取りたい
1つ目の理由は、企業型DCのS&P500との被りを最小化するためです。企業型DCで毎月3万円のS&P500が淡々と積まれているので、新NISAでもS&P500を全力にすると、ポートフォリオ全体がほぼ米国大型株インデックスに寄ります。それなら新NISA側はNASDAQ100で「ハイテク比率の高い米国大型株」にずらして、企業型DCのS&P500とは異なる成長エンジンを乗せたい、という発想。
NASDAQ100はGAFAMやエヌビディアなどのテック寄りで、S&P500よりは値動きが大きく、5〜10%程度の比率で持つことでリターンの上振れを期待しています。
理由2 – 信託報酬の差を許容できる水準まで下がった
2つ目は信託報酬の改善です。NASDAQ100連動投信は2020年頃まで0.5%前後が中心でしたが、ここ数年で0.2%を切る低コストファンド(ニッセイNASDAQ100、楽天プラスNASDAQ100など)が出てきて、私の許容範囲に入りました。S&P500やオルカンの主要ファンドが0.1%前後まで下がっているのと比べるとまだ高めですが、ハイテク特化の上乗せ分として「払って良い差」だと判断できる水準です。これが0.5%だったら私はたぶん買っていません。
理由3 – 「全部入れる」ほど確信はない
3つ目は、「全部入れる」ほどの確信はないからです。テック中心の銘柄群は過去10年で群を抜いて伸びましたが、それは過去の話。AIブームが続くかどうか、規制リスク、地政学リスク、為替、いろいろな逆風シナリオもあります。
「全力NASDAQ100」「全力FANG+」と寄せるのは、リターンを取りに行く分、暴落時の心理的ダメージも大きい。私は5〜10%という比率で「外れても困らないが、当たればうれしい」程度にとどめています。これは前述のように、コア・サテライト戦略の典型的な使い方です。

FANG+とNASDAQ100の違いを整理
最後にFANG+との違いを整理します。FANG+は10銘柄程度に集中したテック大型株の指数で、信託報酬は0.7%前後とまだ高め。NASDAQ100は100銘柄で構成され、テック以外の業種(消費財・ヘルスケアなど)も少量入っています。
集中度はFANG+>NASDAQ100>S&P500。私はFANG+は信託報酬の高さと集中度から買っていませんが、NASDAQ100ならぎりぎりサテライトとして許容できる水準。「テック比率を上げたいが、10銘柄集中は怖い」というのが、私のNASDAQ100比率10%という答えです。
NASDAQ100の積立を続けるか、いつ判断すべきか
NASDAQ100をいつまで持つかという質問もありそうなので、私の考えを書いておきます。基本は「自分のルールが守れる間は続ける」。具体的には、信託報酬が0.3%を超えたら見直す、テック比率がNASDAQ100全体の80%を超えたら(さらに集中度が上がったら)見直す、企業型DCのS&P500との被り率が大きく変わったら見直す。
この3つを年初にチェックする運用です。逆に「相場が下がったから売る」「上がったから増やす」という判断はしません。NASDAQ100は私のサテライト枠であり、コアのS&P500とオルカンに対する補完装置。コアの方針が変わらない限り、サテライトも淡々と回します。年12万円の積立は止めず、暴落時はむしろ買いコストが下がってラッキー、と捉える形で続けるつもりです。
よくある質問 – NASDAQ100の運用
Q1. NASDAQ100とS&P500どちらを買うべき? – どちらか1つを選ぶならS&P500がベース。NASDAQ100は追加で持つ感覚です。Q2. NASDAQ100の信託報酬はまだ高い? – 0.2%を切る低コストファンドが出てきたので、私の基準では許容範囲です。
Q3. 暴落時にNASDAQ100が一番下げる? – はい、テック比率が高いのでS&P500やオルカンより下落幅は大きくなりがちです。Q4. 配当再投資型でいいの? – はい、複利効率を考えると再投資型が長期では有利です。Q5. NASDAQ100の代わりにFANG+でも? – 個人的にはFANG+は集中度が高すぎて入れていません。10〜20%程度の比率で持つならNASDAQ100のほうが分散効いて安心です。
まとめ
私のNASDAQ100比率10%は、「企業型DCのS&P500と被らないテック上乗せ」「信託報酬が許容範囲」「全力にするほど確信はない」の3点で決まっています。FANG+ほど集中せず、S&P500より少し攻める。コア・サテライト戦略の「サテライト」として、これからも淡々と月1万円積立を続ける予定です。
今後の運用方針
NASDAQ100の積立は、これからも月1万円ペースで続けます。サテライトとしての位置づけは変えず、コアのS&P500・オルカンを補完する形で10年単位で持ち続ける予定です。テック比率の偏りを心配しすぎないためにも、コアの厚みを優先する運用ルールを大切にしていきます。
免責事項
本記事は私個人の経験や感想に基づく情報提供を目的としています。特定の金融商品や投資手法を推奨するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。記載内容は2026年時点の情報であり、税制や金融商品の条件は変更される可能性があります。最新情報は各証券会社や公的機関の公式サイトをご確認ください。
